introduction

文系・プログラミング未経験・新卒入社。
入社後ひとりひとりのメンバーはどのような経験を経て、コードを書けないところから社会に必要とされるプロフェッショナルとして活躍していくのでしょうか。
エイトビットが目指す「桁違いの成長」の入り口に立った<入社4年目>の3人のエンジニアが語りました。

エイトビットでは入社・入社後の「IT基礎研修」「2次研修」・さらに現場でのサポートを用意しています。

TALK MEMBER

Engineer Div.

M. K.

Engineer Div.

R. K.

Engineer Div.

W. N.

「未経験からエンジニアになれる」会社はいくつもあるなかでエイトビットは何が違ったのか?

文系・未経験からの新卒入社。同期の3人ですね。今はどんなプロジェクトを担当しているのでしょうか。

クライアント先で、インフラの保守運用業務を担当しています。
社内情報システムの管理が主ですが、いまは自分でシステムを触ってconfigを書いたりトラブルシュートも任されるようになりました。

私はフルリモートでECサイトの保守と開発をしています。
つい先日サービスがリリースされて、やっと一息つけたというところです。

フルリモートかあ。私のプロジェクトにはエイトビットのエンジニアが6人常駐していて何でも話しやすいんだけど、在宅だとやりとりが大変じゃない?

メンバーそれぞれが自分のアイコンを使って活動するメタバースみたいなコミュニケーションツールをクライアントが導入していただいていて、通常のオフィスみたいに机があって、隣の人とマイクで話せるんだよ。

いいね、それ。僕はインフラの設計・構築のプロジェクトだけど、毎日何かしらのエラーを解消しているから、最近はわからないことは自分で調べてクリアするのが楽しくなってきた。

前に話したときはインフラの保守じゃなかった?

去年から設計・構築に現場が変わったんだよ。営業さんに相談してもう一つ上流の現場にアサインしてもらって。

3人が集まるのは久しぶりですか?

半年ぶりくらいですね。一緒に机を並べていた時間があったのは、入社後2ヶ月のIT基礎研修です。
みっちりビジネスマナーとエンジニア研修するなかで、お互いの話もして。
研修後はそれぞれのクライアントのプロジェクトに分かれて、たまにこうして集まったりします。
社内はSlackでつながっているので、連絡もとれますから。

研修室で顔を合わせる同期もいるよね。隔週でEIGHTBIT CAFEがあったりするし。

エイトビットはエンジニア教育に注力していますが、みなさんも教育制度に魅力を感じて入社されたのですか。

たしかに、エイトビットのように研修施設を持っているような会社はあまりないと思います。
でも、僕個人の入社の決め手は教育制度ではなかったですね。
エンジニア経験がなくても業務スタートまでサポートしてくれる会社は、他にもけっこうあるんですよ。

私も実は同じ感覚です。文系・未経験もエンジニアのキャリアをはじめられる環境を整えている企業はそんなに珍しくはなかったです。
初任給もどこも大きく違いませんでした。
エイトビットの教育制度があってよかったと実感するのは、むしろプロジェクトに入ってからですね。

じゃあどうして入社を決めたの?

私の場合は「面接」かな。

そう、僕の決め手も面接なんだよね。
グループディスカッション形式で、5人くらいのチームで「理想の遊園地をつくろう」ってテーマで話し合ったのをよく覚えてる。
その雰囲気は、他のエンジニア系の企業とは明らかに違った。

私の面接は実務ベースだったよ。プロジェクトやキャリアプランの説明がメインだったんだけど、そこに年齢の近い先輩のエンジニアが同席してくれたんだよね。

私は大学で心理学を専攻して、進路を考えはじめた時期がコロナ禍の最中だったんだよ。授業も全部リモートになったことで、テクノロジーって人の生活をこんなに助けているんだって気づいて、IT業界に興味を持ったんだ。それで志望の時に「エンジニアとして誰かの力になりたい」と話したことを人事の方が覚えてくれていて、面接にエンジニアの社員さんを呼んでくれたんだよね。嬉しかったな。

私は最終面接で深澤社長と1on1で話したよ。「好きなことで1時間話す」ってテーマだった。

全員テーマが違うね(笑)。何の話したの?

箱根駅伝!
私は学生時代のアルバイトでスポーツ施設で働いていたから。盛り上がったよ。

面接にバリエーションがあり、一見してエンジニアの会社とは関係が深いとは言えない面接内容です。

たぶん「人」を見ているんだと思います。
未経験の採用だからというだけでなく、エイトビットにはすごくメンバーを大切にして助け合おうとする空気がありますから。
「世界と、調和する。」というエイトビットのパーパスも、きっとそういう意味じゃないかと。

自分を育ててくれるプロジェクトの共通点とは。

入社後の研修を終えてプロジェクトに入って、大変だったことや苦労したことについて教えてください。

私の場合は、クライアントの職場環境になじむことが最初の壁でした。
プログラミングの基礎知識は身に着けていても、名刺の渡し方・電話のとりかた・言葉遣いは職場によって微妙に違うし、クライアントの社風も関係します。
先輩にゼロベースでフォローしてもらえたのが助かりましたね。

私も最初は先輩に頼りました。
はじめからアプリ開発のプロジェクトで、扱うことになったのは初めて経験のPHPというプログラミング言語。
何がわからないかが、わからない!というなかで毎日1時間、必ず先輩からレクチャーを受けていました。
チームには自主的に教えあうカルチャーがあって、何度でも教えてもらいました。

営業さんにもたくさん話を聞いてもらったなあ。

そうだね。エイトビットはBUDDY制度をとっているから悩みを相談しやすかったね。
私のBUDDYはひとつ上の女性の方で、話しやすいの。

プロジェクトの先輩とBUDDY制度からのサポートがあるからね。

僕が最初に行っていたプロジェクトはインフラの運用保守系でした。基本的には手順書に沿ってエラーを防いでいくのですが、その手順書が専門用語だらけで読めない。ひたすら用語を調べて解読して、なんとなく道筋が見えてくると、徐々に作業スピードと品質が上がりはじめる。

完全に理解するまでに半年ほどかかりましたが、これは何かがきっかけで突然できるようになったという感じじゃないんですよね。それまではずっと先輩に聞いて、自分で調べての繰り返し。

わかるよ。手順通りにやればいいはずなのに、なぜか上手く動かないんだよね。先輩にフォローされてた作業を自分で解決できた時は嬉しかったな。いまでもシステムがうまく動いてくれたときが一番テンション上がる。

W.N.さんは開発だから、サービスリリースのときが一番嬉しいんじゃないの?

もちろん公開して世に放たれたときは、頑張りが報われた気持ちになるよ。
でも実はドキドキも大きいんだよね(笑)。リリースして終わりじゃないし、不具合が出ないように祈ってる。

それぞれ別々のプロジェクトにいるけど同じだね。エンジニアの仕事は地道な部分に楽しみがあるよね。

うん、複雑なパズルを解いていく感じで、知らないトラブルが出ると、結構燃えるよね。
毎日成長というか、発見がある。文系出身だけど、自分の性格に合った仕事だと思うんだよ。

エンジニアに必要な「文系」の資質と、「先輩」としての自分。

入社1年目と4年目で、自分や環境が変わったところは。

後輩ができました。新卒の子の状態を相談したり、勤怠のつけかたをBUDDYに相談しています。

私にも後輩ができました。自分も先輩に教えてもらったから、はやく教育ができるようになりたいと思っています。

僕の後輩は、中途採用で入ってきた業界歴は10年くらいの年上の方なんです。AWSの知識を教えているところ。

そうなんだ! 職場も変わったんだよね。

そう。設計・構築のポジションで、いまは手順書がないプロジェクトだよ。
決まりきった仕事じゃないからレベルは高いけど、最初に粘り強く運用保守をやらせてもらったから上流に手がかかった。
他のメンバーもBUDDYに相談してチャレンジできるプロジェクトに移っていく人も多いよ。

私はマネジメントスキルを学び始めたよ。
作業のフローを立ち上げたり、他の部署にいるクライアントの社員さんと連携してドキュメントのフォーマット統一やミーティングの組みかたなどの整理も含めて職場全体をもっと最適化していきたんだ。

仕事を教えるときに気を付けていることはある?

人によって正解はいくつもあると思うんだ。
でも私が意識しているのは、エンジニアリングの言葉をできるだけ使わないようにすること、かな。

後輩は1年目の私たちと同じように、専門用語がわからない状態で働き始めるでしょ?
だから「たとえ」を使って伝えるようにする。これは研修をしてくれた講師の方を参考にしたんだけど。
仕事を教えるときに気を付けていることはある?

「たとえ」を使う、か。
そういうコミュニケーションのときに使う言葉選びとか、案外「文系」っぽい部分もある仕事だと思わない?

うん。言語化と文章能力はエンジニアにとって重要だと思うよ。
特に開発ではクライアントとの仕様の擦り合わせが必ず発生して、そのときの文章のやり取りで状況を正確に把握していうべき時に言うべきことを言うことって、チーム全体にとってすごく大事なの。
伝え方しだいで提案内容がズレてしまったりするから。

工数や手順を確認するうえでも言語化能力は大事だよね。
しっかりテキストを読み込んで整理しないと伝えられないから。
一般的にエンジニアは理系の進路だとされているけど、言葉のコミュニケーションでプロジェクトを動かす仕事でもあると思う。

いいね(笑)。私たちは文系でよかったよ。